親が癌になったあなたへ知ってほしい5つのこと

親が癌になってしまったとき、子供たちには何ができるのでしょうか。

親が癌になったあなたへ知ってほしい5つのこと

親を癌で亡くされた方の多くが感じていることは「もっと~すればよかった」「まだ何かできたのではないか」という後悔です。

少しでも後悔のない日々にするために、知っておいてほしいことを書きまとめていきます。

親が癌になったあなたへ知ってほしい5つのこと

  • 自分の感情に向き合う
  • 本人に癌を告知するかの話し合いを行う
  • いつもどおりに接する
  • 一緒に過ごす時間を増やす
  • 本人の希望をできるだけかなえる(告知した場合)

親が癌になってしまったとき、頭が真っ白になって何も考えられない人も多いと思います。

親を失ってしまう恐怖や、親に何をすれば良いのか、残された時間をどうすれば悔いなく過ごせるのか、何からはじめればよいのかと整理しなければいけない気持ちがたくさんでてきます。

まずはゆっくり深呼吸をして、冷静になることをつとめて(大変難しいですが)、階段を上るようにひとつひとつ「やるべきこと」を確認していきましょう。

スポンサーリンク

自分の感情に向き合う

親が癌になったあなたへ知ってほしい5つのこと

大切な家族が癌になってしまったことで、あなたはこれまで経験したことのないような大きなショックを受けていると思います。

「もうすぐ親が亡くなってしまうかもしれない」「自分にも遺伝するのではないか」「親に何をしてあげればよいのかわからない」といった様々な感情が去来するでしょう。

まずは自分の感情に向き合って、親の癌について考えていくことが大切です。

心の整理をつけないまま、がんの闘病を支えること、看取ることは精神的なダメージが非常に大きくなります。

身近な友人に相談したり、がん相談センターなどを利用するのも良いでしょう。

本人に癌を告知するかの話し合いを行う

親が癌になったあなたへ知ってほしい5つのこと

癌闘病を支えていく前に、本人に癌であることを告知するかどうかを話し合っておく必要があります。

家族ですから、隠し事につながる「告知しない」ということはできるだけしないことが望ましいと私は思います(当時も妻に告知するかで悩みました)。

隠すことでショックを受けさせたくないといった思いやりのつもりでも、隠しながら闘病生活を進めることは難しいことですし、見舞いに来た人の発言や治療方法、治療薬で患者さん本人が違和感を持つことも十分考えられます。

そして、「がんじゃないの?」「本当に入院していたら治るの?」といった親御さんからの問いかけに嘘をつき続けることは、あなたや周囲の人たちの心の負担になってしまうでしょう。

周囲から教えてもらえず、偶然にも気づいてしまったときの患者さんのショックも非常に大きいことは想像に難くありません。

そういったデメリットと、告知しないことでのメリットをよく話し合ってください。

また、告知をするとしたら誰がどのように伝えるか、告知時に受ける同様やショックをどう和らげていくかも十分に話し合っておきましょう。

スポンサーリンク

いつもどおりに接する

親が癌になったあなたへ知ってほしい5つのこと

患者さんにとって一番つらいことは「周囲がよそよそしくなり、今までの家族と空気が変わってしまうこと」です。

がん患者に接するという概念は捨てて、親と今までどおり接していくことを心がけてください。

体が動くうちであれば、家事や仕事、趣味などもいつもどおりにしてもらうほうが良いです。

病気だからと患者さんが自分でできることもあれこれ世話をするのは良くありません。

基本はいつもどおりに接すること、その中で体調面などサポートが必要なところを、必要な分だけ支えていく感じが良いでしょう。

一緒に過ごす時間を増やす

親が癌になったあなたへ知ってほしい5つのこと

自宅で療養しながら治療しているのであれば、夕飯を一緒にとる、温泉や買い物に誘うなど、一緒に過ごす時間を増やしていくことを心がけてほしいと思います。

入院になってしまうと、面会時間の制限などで一緒に過ごす時間も場所も限られてしまうでしょう。

本人の希望をできるだけかなえる(告知した場合)

親が癌になったあなたへ知ってほしい5つのこと

癌の治療が進むと体力と抵抗力が落ちていきます。

外泊許可がでても、家の周りを散歩するだけで疲れてしまうことも少なくありません。

また、癌の症状が末期に近づいていくと思考力が落ちていき、会話も成り立たなくなっていくことも考えられます。

親御さんの体力があるうちに、患者さんの行きたい場所ややりたいことを出来る範囲でかなえていきましょう。

親御さんが亡くなったあと「もっと~すればよかった」「もっと一緒にいればよかった」「行きたかった場所に連れて行けなかった」という後悔は、残された家族にとっても後悔につながるのです。

さいごに

親が癌になってしまったということは大変なショックです。

しかし、悲しんでいる時間は多くありません。何ができるのか、何をしたいのかを考えていかなければいけません。

私の場合は両親ではなく妻になるのですが、妻ががんになったとき、告知をするべきかどうかということ、残された時間をどう過ごすことが一番良いのかという事をずっと考えながら支えていきました。

残された時間の中で妻が何を望むか、望む中でどれだけかなえられるのか。

出来る限りのことをしたという実感を得られたことは、妻の逝去後の後悔の念にとらわれることなく、前向きに見送ることができたと思えることにつながりました。

これを読んで、家族ができることについて話し合い、残りの時間を有意義に過ごすために何ができるかを考えていただければ嬉しいです。

コメント