末期がんで腹水が出たときの余命はどれくらいなのか。

末期がんの腹水はがんが腹膜に広がったときに生じやすいといわれ、余命を判断する基準のひとつになっています。

末期がんで腹水が出たときの余命はどれくらいなのか。

腹水はなぜ生じるのか、がんから腹水が生じたときの余命はどれくらいなのかを書いていきます。

がん性の腹水はなぜ生じるのか

末期がんで腹水が出たときの余命はどれくらいなのか。

がん性の腹水は、がんが腹膜に散ってしまったときに起こる症状のひとつです。

腹膜に散らばったがんが(腹膜を)刺激し、この刺激を和らげようと液体が腹膜内にたまります、これが腹水です。

また、がんがリンパ系を遮断することで、体液の排出が悪くなり、腹部に腹水がたまります。

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腹水が溜まりだしてからの余命

腹水が溜まりだし、定期的に抜かなければいけない(数日~1週間以内)状態であれば、余命は2ヶ月~1ヶ月未満と診断される場合が多いようです。

腹部の膨満感、呼吸困難、下腹部の違和感などの症状を伴うことが多いです。

腹水の治療法

腹水の治療法にはいくつかの方法があります。

腹水の治療法1.腹水穿刺術

腹水の蓄積スピードが速い場合(数日~2週間ほどで痛みや膨満感を感じる)は、腹部にチューブをつけた針を刺して液体を排出します。

基本的には外来や日帰りでの処置になりますが、大量の腹水が早い時間で溜まる場合は、腹部にチューブを留置して常に排出する方法をとります。

腹水の治療法2.利尿剤

利尿剤は、尿の量を増やすお薬です。

この薬を服用することで体内の水を尿として排出させるため、腹水が溜まるスピードを遅らせることが期待できます。

腹水の治療法3.腫瘍の治療

腹水の原因である腫瘍を治療し小さくすれば、腹水が減るもしくは無くなる可能性があります(症状や治療効果によります)。

まとめ

がんの進行や転移に伴い、腹部に水が溜まる腹水という症状が現れます。

利尿剤や腫瘍治療、腹水穿刺術などで腹水を抜いていきますが、腹水を抜く頻度が増えてきた、腹部にチューブを留置して常に排出するようになった場合は余命1ヶ月~と診断する場合が多いです。

がんの種類や治療状況、患者さんの体力によっても変わっていきますので、医療スタッフと緊密に連絡を取り合いながら家族がやれることを模索していきましょう。

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