がんになって良かった3つのこと-大腸がんの妻が遺した言葉-

がんになるということは、今までの生活が一変し、将来どうするべきか何も考えられなくなるほどショックなことです。

がんになって良かった3つのこと-大腸がんの妻が遺した言葉-

しかし、大腸がんで亡くなった妻は生前「がんになって良かったこともあるのよ」と言っていました。

今回は筆者の妻が教えてくれた「がんになって良かった3つのこと」についてお話してみたいと思います。

家族の大切さ、友人の大切さを知った

がんになって良かった3つのこと-大腸がんの妻が遺した言葉-
「家族が当たり前のようにそばにいてくれる毎日、友達とたわいない話をする毎日がどれだけ大切でかけがえのないものなのかをがんは教えてくれた」と言いました。

当たり前なことほど普段気づくことはありません。

抗がん剤治療の副作用で頭を起こすことすらできなかったとき、家族や友人の声かけにどれだけ励まされたかわからないと言っていました。

妻は普段から周囲に心配りをする女性でしたが、がんになってから「ありがとう皆さん」「いつもありがとう」という言葉を口にする機会が確かに多くなりました。

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1日1日の重みを知ることができた

がんになって良かった3つのこと-大腸がんの妻が遺した言葉-

「朝目が覚めることの幸せを実感するようになった」と妻は言っていました。

妻はがんになってから、眠ったら二度と目を覚まさないのではないかという恐怖におびえていました。

朝目が覚めることは私たちにとっては当たり前のことのようですが、妻にとっては「朝起きて家族の顔をみておはようと言えることが本当にありがたかった」ことだと日記に綴っていました。

自分の残りの人生をどう生きるかを考えるようになった

がんになって良かった3つのこと-大腸がんの妻が遺した言葉-
がんになると残りの人生がどれくらいなのかということを思うようになったと妻は言っていました。

残りの人生をどう過ごすのか、好きなことをするのか、やりたいことをやり遂げるのか、そのために今何ができるのかを前向きに考えるようになったそうです。

「泣いて過ごす1日、笑って過ごす1日も同じ1日なら笑って過ごしたほうがいいじゃない」

妻は亡くなった娘の思い出を整理しながら少しずつ自分のこれからやりたいことを私に打ち明け、一緒にかなえていきました。

さいごに

がんになって良かった3つのこと
妻が「がんになって良かったこともあるのよ」と切り出して教えてくれたことを思い出して書きました。

「がんになって良かった」とまで言えるようになるまでにどれほどの心の葛藤、悲しみがあったのでしょうか。

想像するだけで胸が砕けそうになります。

私にとってはがんは大切な家族を二人奪ったにくいにくい存在です。

そんながんを患いながらも前向きに生きぬいた妻、小児がんと懸命に闘った娘は私の誇りです。

私もそんな二人に誇れるよう、がんと闘った家族の一生を書き残していこうと思っています。

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