娘の小児がん治療で病院への不安と不満の話-問題提起-

白血病で闘病した娘は2回転院をしたことがあります。
娘の小児がん治療で病院への不安と不満の話-問題提起-
その転院先の病院で感じた不安、不満を書き残していきます。

病院は病気を治すところです。しかし「それだけ」ではないはずです。

転院の経緯

娘の小児がん治療で病院への不安と不満の話-問題提起-
娘は最初に入院した病院(A病院)から血液専門の科のある病院(B病院)を紹介され、転院しました。

しかし、そこで娘の心を深く傷つける出来事があり、A病院へ戻った経緯があります。

そのときの私たち家族の対応が完璧だったとは言いません。

感情的になってしまったのも確かです。

しかし、一番辛い思いをして、苦しい治療に耐えている娘をこれ以上傷つけたくありませんでした。

賛否両論あると思いますが、読んでください。

スポンサーリンク

B病院のある看護師の対応

私は娘に言っていました。

痛いのを我慢しすぎてはいけないよ、痛い時はパパやママ、お医者さんに言おうねと。

元々娘は我慢強いほうで、よほどのことがなければ痛さを訴えませんでした。

ですから、マルク(骨髄穿刺)や手の甲への点滴はよほど痛かったのでしょう(特にマルク)。

そんな中、マルクを行うとき、いつもよりとても泣いて暴れていたことがありました。

思えばB病院に転院してはじめてのマルクでしたから、不安もいつもよりあったのでしょう。

何よりB病院には小児科がなかったため、子供の扱い方がA病院に比べて慣れてないように映りました。

マルク後、娘は特定の看護師から「弱虫ちゃん」というあだ名をつけられました。

このあだ名は娘にとって苦痛そのものでした。

だって娘は娘なりに痛いこと、辛いことを精一杯耐えていたのですから。

それを弱虫と言われ続けてどれだけ辛かったでしょう、悔しかったでしょう。

そのあだ名で呼ばれていたのを知ったのはしばらくたってからでした。

私は看護師に猛抗議しました。

看護師曰く「親しみをこめたつもりだった」「嫌なら本人がそう言えば良い」「言いたいこと言えない性格なのは育て方が良くなかったのでは?」と苦笑いしながら言われました。

A病院の主治医に連絡し、再転院したのはその後でした。

がんの闘病は「治したい」「元気になりたい」という本人の気力もとても大事です。

そんな子供の気持ちを汲み取れない医療従事者のいるところでの治療は到底考えられませんでした。

B病院で行う治療はA病院でも引継ぎ、連携できたので、治療に大きな支障はありませんでした。

しかし、「わたし、がんばってるよね?」と涙目で確認するように私にいった娘の表情は、今でもわすれません。

さいごに

病院は患者の病気を治すところです。それは大前提だと思います。

かといって、患者の気持ち、心をないがしろにして良いわけではありません。

闘病生活において、患者の「治してやるぞ!」「がんばるぞ!」という気持ちをないがしろにする医療従事者がいることは悲しいことです。

医療従事者も患者も同じ人間ですから、きつい物言いや、受け取り方が悪かったこともあるでしょう。

少なくとも闘病をがんばっている患児を「弱虫ちゃん」と呼んだ事に関しては、今も忘れることはありません。

コメント