末期がんの余命1ヶ月の症状と家族ができること。

末期がんの余命はその人の実際の寿命ではなく、統計データから算出された値です。
末期がんの余命1ヶ月の症状と家族ができること。
余命1ヶ月のこの時期は、まだ患者さんが自力で動け、やりのこしたいことをかなえていく最後の時期になります。

今回は、がんの余命1ヶ月の症状と、家族に何ができるか、がんで逝った娘との最期の1ヶ月の体験談を書き残していきます。

がんの余命1ヶ月の症状

末期がんの余命1ヶ月の症状と家族ができること。
余命宣告をされたからといって、必ずしも宣告どおりになるとは限りません。

患者さんの体力や治療成果次第では、余命以上に生存することも数多くあります。

しかしながら、余命3ヶ月、1ヶ月と短期間での予測では、宣告された期間の前後で亡くなる可能性は高い傾向にあります。

  • 会話の整合性がとれなくなる。
  • 新聞やテレビを集中して観られなくなる。
  • 自力で食事をとれなくなる。

これらのような症状がでてきたら、お別れまで1ヶ月以内という覚悟が必要になってきます。

余命1ヶ月と宣告されても、まだ自力での移動が可能であることも多く、急激に病状が悪化する段階ではありません。

会わせておきたい人、連れて行きたい場所、食べさせたいものなど、できうる範囲で患者さんにしておきたいことや、患者さんが希望することをかなえる最期の時期といえます。

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患者さんと家族ができること

末期がんの余命1ヶ月の症状と家族ができること。
患者さんががんだと知らない場合(未告知)、本人に告知するかどうかは状況次第ですが、家族がしてあげられることも限られてきます。

近年、治療法がこれ以上ないと判断されると、QOL(クオリティオブライフ)の向上を優先させるために、退院を勧める病院も増えてきました。
(私と妻の場合、退院は選ばず、外出、外泊許可をもらって過ごすことにしました。)

退院した後、自宅でどのように過ごしてもらうことができるのか、緩和ケアが在宅でできるのか、また最期のときを自宅で迎える準備など、多くの課題を家族は短期間のうちに決断、実行していかなければいけません。

患者さん本人が何を望んでいるのかをよく話し合い、悔いの無いお別れができるように考えていきましょう。

白血病の娘と過ごした最期の1ヶ月(体験談)

末期がんの余命1ヶ月の症状と家族ができること。
娘の余命1ヶ月を切る頃まで、疼痛コントロールと緩和ケアを重視してできる限り色々なところに連れて行きました(といっても夕方には病院に戻らなければいけないのでその範囲でしたが)。

余命1ヶ月を切った頃から、がんの痛みが強くなり、病室のベッドの上で過ごすことが大半となりました。

二畳もない狭い空間。

これが残り少ない娘のスペースでした。

私たちはおもちゃやDVD、本など、欲しがるものはほとんど買い与えました。

点滴に繋がれ、痛みに耐えながらも笑顔でふるまう娘。

娘との日々がもう残り少ない、来年の今頃はもう娘がそばにいないと思うと、胸が砕けそうでした。

毎日見舞いにいって、病室で本を読んだりDVDを見たり過ごす。

もう二度とやってこない誕生日パーティも毎日のようにやりました。

こうして、娘との最期の1ヶ月は穏やかに過ぎて行きました。

まとめ

がんの余命1ヶ月の時期は、まだ自力でやれることも多くありますが、余命1ヶ月の告知から2週間を過ぎるころになると、衰える速度が速くなっていきます。

ちょっとしたことで体調を大きく崩し、急変の可能性もでてきます。

色々遣り残したいことをかなえていく実際の時期は余命1ヶ月~2週間までと考えたほうがいいでしょう。

患者さんが悔いなく余生を過ごせ、家族も思い残すことなく見送ることができるために、できうることをしてあげてください。

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