末期がんの痛みと鎮静剤で眠らせることの大切さ-私のがん体験談-

がんが進行すると痛みが発生します。

末期がんの痛みと鎮静剤で眠らせることの大切さ-私のがん体験談-

その痛みは耐え難いものであり、痛みを和らげるコントロールをする必要があります。

今回は末期がんの痛みとの向き合い方を、娘と妻のがん体験を通して書き残して行きます。

がんの痛みとはどういうことか

末期がんの痛みと鎮静剤で眠らせることの大切さ-私のがん体験談-

がんは進行していくたびに痛みを伴います。

痛み方はがんの種類によって異なり、断続的に続く痛みもあれば、一定周期で痛みがでる場合もあります。

末期がんになるころには、その痛みは激痛になり、ずっと続くようになります。

がんの具体的な痛みは、がんが直接出している痛みのほか、治療に伴う痛みもがんの痛みと解釈します。

【がんが直接の原因の痛み】がんが骨や臓器に浸潤したことによって発生するもの。

【がんの治療による痛み】手術/注射・点滴/投薬/放射線治療/化学療法など

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がんの痛みをなくすということ。

がんの激痛に対して、最初は鎮痛剤で痛みを和らげていきます。

鎮痛剤には飲み薬、注射、点滴、貼り薬、座薬など様々な種類があります。

しかし、病状が進むとと共に痛みは激しくなり、痛みを和らげるには薬の量や種類を変えてコントロールしていくしかなくなります。

この過程の中で、麻薬の一種であるモルヒネなどが使用されたり神経ブロックなどの処置を行っていきます。

最終的に、痛みを抑えるためのモルヒネの量が増えていき、眠る状態が多くなってくることで、がんの終末期を迎えていきます。

がんの痛みを段階的に和らげることが、ストレスの少ないがん治療につながり、患者さんの「がんを治す」という気力にも繋がっていきます。

また、がんの痛みで苦しむ頻度を減らすことは、看病している家族の精神的ストレスの軽減にも繋がります。

愛する家族ががんで苦しみ続けるのは本当にみていてつらいことです。

こういった患者さん本人、ご家族の苦しみを軽減するということが、がんの痛みをなくすということなのです。

末期がんの痛みと鎮静剤で眠らせることの大切さ-私のがん体験談-

娘と妻の末期がんの痛みと鎮静-体験談-

娘も妻も末期がんの痛みを強く訴えていました。

娘の「頭が痛い…」という弱弱しい声は今でも耳に残っています。

終末期の治療は、いかに痛みを軽減させるか、和らげるかが中心でしたので、痛みを訴えたらすぐ鎮痛剤やモルヒネなどを投与してもらいました。

人工呼吸器をつけて鎮静させてから、深い眠りにいることがほとんどになったので、痛みを訴えることはほぼなくなりました。

痛みから解放されたのは良かった反面、家族にとっては声がきけない、反応がないことは本当に辛かったです。

鎮静をかけることで痛みを訴えることがなくなった嬉しさと、全く反応がなくなった辛さ。

安心と別れが迫っている怖さが入り混じった思いがありました。

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