経験者が語る末期がんの定義。/末期の悪性腫瘍。

私は娘と妻、二人をがんで亡くしました。
経験者が語る末期がんの定義。/末期の悪性腫瘍。
つらい経験から感じた末期がんの定義とは。

末期がんと診断されるという事は具体的にどういうことなのか。

私が感じたこと、経験して思うことを書き残していきます。

末期がんの定義

経験者が語る末期がんの定義。/末期の悪性腫瘍。
妻の主治医の言葉を借りると、末期がんの定義とは「有効な治療法が確立されておらず、今後の治癒の見通しがたたない、治療より、残り時間をペインコントロールを経て延命していく術しかない状態のがんであること」とのことです。

噛み砕いてまとめるとこうなります。

  • 有効な治療法が確立していない。
  • 今後、有効な治療ができない。
  • 残された時間の質を高めるための治療が優先される。

ということです。

治療段階や、再発の有無などは関係ありません。

今後、完治に向けて前向きな治療ができる状態なのか、が主な判断基準であるといえます。

そして、「末期がん」の中で具体的にどのステージにいるかで、何を優先すべきか(治療か有意義な時間か)を判断していきます。

参考がん/ガンの余命予測、1週間、1ヶ月の症状。

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【体験談】妻の末期がんの場合

末期大腸がん発覚まで。ステージ4でした。-妻の闘病記ブログ-
妻のがん(大腸がん)は発覚した時すでに、肝臓に転移した末期状態でした。

今思えば「がんじゃないか?」という兆候は沢山あったのに、ただの腹痛、よくあることと見逃してきてしまいました。

娘をがんで亡くした私たち夫婦だからこそ、「がん」を意図的に遠ざけていたのもあるかもしれません。

その結果、末期がんでした。

定期健診を受けていれば、検査にいくことを進めていれば、「末期」は避けられたかもしれない。

後悔ばかりが襲いました。

前向きな治療はすでにできる状態ではなく、残された時間で色々な場所にいき、色々な思い出を沢山つくることだけでした。

※妻の闘病記のメインはこちらです。あわせてお読み下さい。
>>妻の末期大腸がん闘病記-症状と発覚、永眠まで-

末期がんと診断されるということ。

末期がんと診断された事は、前向きな治療法には限界があるという事とある意味同義です。

しかし、諦めてほしくないと思います。

医療は日進月歩。昨日無かった治療法が今日見つかることも多いのです。

娘のがんのときはなかった治療法が、妻のがん闘病時期にはありました。

また、病院やお医者様によって受けられる治療も変わってきます。

インターネットで世界中の情報を探し、セカンドオピニオンや、その治療の分野に長けたお医者様の診断を仰ぐことだってできます。

決して諦めないで下さい。

そしてもし治療を諦めざるを得ないとしても、患者さんの最期の日まで楽しく過ごしてみせるという「前向きな諦め」であってほしいと願っています。

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