娘と妻のがん闘病中に役に立ったと思う便利グッズやアイテムを紹介します。
現在闘病しているご家族の参考になってくださればと思い、このページを作りました。
介護する人が楽になると、介護される人はもっと楽になります。
是非つかってみてください。
タブレット
妻が入院したときに、メールのやりとりができればと思い購入しました。
見舞いに行く前にメールを通じて欲しいものや足りないものを買ってきて欲しい要望もきくことができたのでとても重宝しました。
ほかにも、妻の友人とのやり取りなどでも使えたり、ちょっとしたゲームで時間を潰したりと結構役に立っていたように思います。
クッション(ネックピロー)
妻は鼻にチューブを通していたため、向きを変えるたびにチューブの位置をかえなければなりませんでした。
タオルで厚みを変えたりするより、クッションで調整するほうがずっと楽で、安定していました。
足とベッドの柵の間に挟んだり、車椅子での移動の時に腰に敷いたりと3つあると何かと便利でした。
吸引ハブラシ
これは娘と向かい側の病室のお子さんが使っているのを親御さんから教えて頂いたものです。
歯ブラシに付属しているチューブを吸引機に繋げて使います。
それまでの歯磨きは寝たままの娘に行っていたので、(口元に濃盆を当ててはいましたが)口をゆすいだりするときに枕やパジャマを濡らしたりしてしまっていました。
吸引歯ブラシは歯を磨きながら、水を吸引してくれるので、歯磨き中に口の中から水をこぼすことも少なくなりとても助かりました。
究極の眠れるCD(メンタル・フィジック・シリーズ)
ステロイドの副作用で不眠だった妻は睡眠時間が短く、しかも浅かったので常に寝不足のような状態でした。
本人は寝たいという気持ちが確かにあり、「寝たいけど、眠れない」と、とても辛そうでした。
そんな中、ネットで見つけて買ったCDです。
これをきかせてから、リラックス効果があったのかわかりませんが、ぐっすり眠れることが多くなりました。
眠れた翌日は体調も良く、その日の質があがったように思います。
睡眠をしっかり取れたかどうかは患者さんの体力に大きく影響します。
気持ちに反して眠れないことはとてもつらいことです。
らくらく服用ゼリー
娘は特に粉薬を飲むのが苦手で、食後の薬を飲むのに1時間以上格闘することがしばしばありました。
時には「早くしなさい!」と叱ってしまったこともあります。
治療のため、この薬を飲まないと大変なことになると思い、親心ながら叱ってしまいました。
娘自身も「飲まないと病気がなおらない」と理解していたので、涙を流しながらがんばって薬を飲んでいたことを思い出します。
本当にかわいそうなことをしました。
オブラートやこういった服用ゼリーを使ったことで、それまでの嫌な服用時間があっという間に終わり、薬を飲むストレスから解放されました。
まとめ
闘病生活の質をあげるには、便利グッズや役立ちアイテムの影の支えがとても重要になります。
クッションがあれば床ずれや同じ姿勢をとり続けたことへの痛みも軽減されますし、吸引ハブラシを使ったおかげで、それまで歯磨き後パジャマがぬれて着替えなければならなくなったことも無くなりました。
一度試してみてください。
少しでもご家族の介護が楽になれば幸いです。
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