末期がんで食事がとれない時の余命判断と家族ができること。

愛する家族が末期がんの終末期で食事が取れなくなってくると、残された時間は残り少ないことを覚悟しなければなりません。

末期がんで食事がとれない時の余命判断と家族ができること。
末期がんの患者さんが食事が取れなくなってくるというのは、余命予測の判断材料のひとつとなります。

食事が取れなくなってきたときの患者さんのおかれた状況と家族ができることは何があるのか、一緒に考えていきましょう。

末期がんで食事がとれなくなった時の余命と状況

食事がとれなくなってくると、残された時間は1ヶ月程度と判断される場合が多いです。

がんの進行状況、治療度合い、患者さんのコンディションでも大分変わりますので、確実ではありません。

目安としてお考え下さい。

※余命に関してはこちらでも記載しています。
参考がん/ガンの余命予測、1週間、1ヶ月の症状。

この頃になると、体力が落ち、やれることが格段に少なくなります。

車椅子での散歩や、近距離のドライブが大きな気分転換になりますので、医師と相談しながら散歩に連れて行ってあげてください。

抵抗力が落ちていく時期でもありますので、感染を防ぐため、人ごみの中に入るのは避けるようにしましょう。

遠過ぎない範囲かつ、人ごみのない場所で本人が希望する場所に連れて行けるのが一番よいでしょう。

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家族ができること

食事がとれなくなってきても、患者さんに食欲、食べたいという気持ちがあるうちは食事を口からとれるように協力してあげてください。

医師の許す範囲で、いろいろな食事でさまざまな工夫をしてみましょう。

とろみをつけてあげたり、ミキサーで砕いてあげたりして、本人が食べたいものを消化しやすい形にして作ると良いでしょう。

水分はクラッシュゼリータイプがでているのでおすすめです。

妻の場合は最期まで吸飲みと脱脂綿を使った水分補給でしたが、今思うとこのタイプのほうが、こぼさず、しかも本人で加減して飲み込むことができるので楽だと感じました。

体力が落ちてくるにしたがって、食器を持つのも辛くなってくるので、背中を優しく支えながら食事介助をしてあげてください。

食事介助の際に心に留めて欲しいこと

患者さんは食事の介助を家族にしてもらったり、身の回りの世話をしてもらうことに感謝の気持ちと、申し訳ない気持ちを持っています。

特に、食事をこぼしてしまった、水をこぼしてシーツをぬらしてしまうことに強い罪悪感を感じてしまいがちです。

食事をこぼしても、シーツを汚しても笑顔で何も言わずに片付けてあげてください。

「大丈夫?ケガはない?」「すぐ綺麗なシーツに換えるからね」と気遣いの言葉を添えると、いっそう心は穏やかになってくれるはずです。

管理人の体験談

末期がんで食事がとれない時の余命判断と家族ができること。

妻は抗がん剤の副作用で嘔吐がとても多く、シーツや寝巻きを汚してしまうことがしばしばありました。

そのたびに申し訳ないと、泣きそうな顔で言っていました。

私にとっては汚すくらいなんでもなく、むしろこんなに吐くなんてどんなにか辛いだろうと思うくらいでした。

しかしながら妻はずっと申し訳ない気持ちを持っていたようでした。

今思えばもっと「気にしていないよ」「辛いよね 吐いて気分は楽になった?」と声に出していけば良かったと思っています。

まとめ

食事がとれなくなってくると、残された時間はもうあまりないことに気づかされます。

家族にやれることは少なくなってきましたが、それでもやれることはあります。

家族にしかできないこともあります。

悔いのないお別れと穏やかな時間が過ごせるよう、心から願っています。

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