がんの余命3ヶ月の症状と患者さんと家族ができること

末期がんの余命宣告の告知を受けた時に一番多い期間として「3ヶ月」がよく挙げられます。

がんの余命3ヶ月の症状と患者さんと家族ができること

体調がおかしいなど自覚症状が出始めて病院に行く時期として多いそうです。

今回は、がんの余命3ヶ月の症状と、患者さんと家族に何ができるかを解説します。

がんの余命3ヶ月の症状

がんと余命の関係
余命3ヶ月の症状は、がんの種類にもよりますが、生活に支障をきたすような症状がないことが多いです。

  • 疲れやすくなった。
  • ちょっと痩せてきた。
  • (がんの種類によっては)特定の部位が痛む、違和感がある。

このような程度で、過去に身近な人が経験していない限り、がんの症状だと思う人はほとんどいません。

なので、余命宣告をされても、「こんなに元気なのに」「誤診に違いない。間違いだ」「ちょっと疲れてるだけだ」と信じられない人のほうが多いでしょう。

私の妻は余命5ヶ月と診断されましたが、最近疲れがちになってるかな?くらいで、ほとんど健康なころと変わらないようにみえました。

それなのにがんで余命があと5ヶ月というのは何かの間違いではないか、他の患者さんと間違えているのではないかと主治医に確認したくらいです。

検査結果の数字で「これだけ悪くなっていて手の施しようがありません」と言われてもピンときませんでした。

この時期は入院して治療に専念するのか、最低限の治療のみ行い、残された時間を自宅で過ごし、家族や友人との思い出作りに有意義に使うのかを判断しなければなりません。

しかし、患者さんの元気な様子をみると「これは夢ではないか」と思い、残りの時間をどうするか、ということを考える実感がわかないのも確かです。

スポンサーリンク

患者さんと家族ができること

がんの余命3ヶ月の症状と患者さんと家族ができること

余命3ヶ月の頃の患者さんは自覚症状も少なく、痛みなども通院治療でコントロールができる事が多いので、治療に専念しながらもやりたいことや好きなことができる時期です。

余命1ヶ月をきると、体調が悪くなり、抵抗力の低下から人ごみの中にもいけなくなります。

ベッドや自室での生活が中心になりますので、そうなる前に患者さんがやりたいこと、いきたいところなどの希望をできるだけかなえるのが良いでしょう。

入院しながらでも、外出や外泊許可も積極的にとって、本人の希望をかなえてあげてください。

大切なのは、患者さんがどういう余生を送りたいか、どういうことをやりたいのかをしっかり話し合い、家族でできる限りサポートできるようにすることです

そして、家族が無理しすぎないよう、行政や社会の援助を受けることも忘れないようにしてください。

がんの看護で怖いのは、看護疲れで家族が共倒れしてしまうことです。

まとめ

がんの余命3ヶ月の時期は家族だけでなく、患者さん本人にも実感がわかないことが多いでしょう。

まだ体や精神的に自由がきく時期なので、治療法をいろいろと探したりすることもできます。

余命1ヶ月にせまると、やりたいことや患者さんの日々の体調管理が難しくなってきます。

がんの進行で頭の機能も低下し、思考力や判断力も低くなります。

やりたいことや本人の希望は告知を受けてからの1ヶ月でかなえられるように家族でサポートしてあげてください。

そして家族も負担になりすぎないよう、社会や周囲の助けを積極的に受けましょう。

コメント